バイブルメッセージ Bible Message

塩に味付けされた言葉によって (コロサイ4・2―6)

2016年 9月 6日

時をよく用い、外部の人にして賢く振舞いなさい

 

「時をよく用い」るの「時」というのは、時々刻々と刻まれる時間のことではありません。その場合は、ギリシャ語のクロノスという言葉が用いられますが、この箇所の原文のギリシャ語には、カイロスという言葉が使われています。これは、神の時、絶好の機会、チャンス、まさに福音のために、御言葉のために門が開かれ、福音の真理が明らかにされるときだから、そのときを用いなさいとパウロは勧めているのです。

目に見える上では、教会の指導者、彼らの牧師パウロが投獄されているのは、決して良い時、機会ではないように思われます。でもピンチはチャンスなのです。教会が痛んでいるとき、試練に会っているときは、宣教のために門が開かれるチャンスだとパウロはそのことを確信し告げています。

今、浅草橋教会には、体調を弱め、礼拝に来られない方、手術を控えておられる方、術後の方が、本当に多く、試みられています。しかし、それは、マイナスの時ではない。マイナスをプラスに変えてくださる神の時を信じて、この時、このチャンス、機会を用いましょう。

 

いつも、で味付けされた快い言葉で語りなさい

 

そしてそのため「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語る」ように勧めています。「いつも」とは、日頃から家庭で、社会生活において、教会の交わりの中でもということです。とっさに語られる言葉ではありません。

塩は、料理では他の食材を引き立てる役割を果たします。主イエスは、あなたがたは「地の塩」と言われましたが、その役割は、他者を生かし、引き立てることです。そして、塩には、腐敗を防ぐ役目があるように、塩で味付けされた言葉は、周りにいる人を浄化し、きよめる働きをします。

塩は、原文のギリシャ語では、知恵を指すことがあるようです。知恵は与えられるもの、神様からの知恵です。「快い言葉」の「快い」は原文のギリシャ語には存在しない意訳で、原文には、むしろカリス(恵み)という言葉があります。パウロは、あなたがたは、神の恵みの内にあって、神の知恵を語りなさいと言っているのです。

教会を尋ねてくる人は、この教会には、「IQの高い人、優秀な人が沢山いるなあ、また是非来てみたい」とはあまり思わないでしょう。でも、この教会の人たちの言葉は、何かその人を超越した知恵、恵みに満ちていると感じてくださるならば、ここにまた来ようと思ってくださるでしょう。その恵みの言葉とは、まさしく主イエス・キリストの言葉です。わたしたちが日々祈りと賛美と御言葉によって、この方と親しく交わるとき、わたしたちは、「いつも、塩で味付けされた快い言葉を語」ることができるのです。

この9月、目を覚まして感謝を込めて、ひたすら祈りましょう。時、カイロス、神の時、絶好のチャンスをよく用い、外部の人に対して賢くふるまいましょう。いつも、塩で味付けされた快い言葉、神の恵みの内にあって、知恵に満ちた言葉を語りましょう。

 

ウェスレアン・ホーリネス教団 浅草橋教会(牧師・山崎 忍)

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