バイブルメッセージ Bible Message

神に近づきなさい

2018年 3月 18日

「神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。」(ヤコブ4・ 8)

 

わたしたちは、神様の先行の恩寵なくして救いに導かれることはありません。神がまずわたしたちを愛してくださり、御子イエス様を遣わしてくださいました。その愛に応答して、イエス様を信じるならば、その者の内に聖霊様が住まわってくださるのです。既にわたしたちの内におられるほど神様はわたしたちの近くにおられます。

 

にもかかわらず、ヤコブは「神に近づきなさい」と勧めています。なぜでしょう。

 

「神はわたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに深く愛しておられ、もっと豊かな恵みをくださる。」(5―6)

 

ここに「ねたむほど」とあります。神様は、わたしたちを愛して、神の霊をわたしたちの内に住まわせてくださいました。そして、神の霊である聖霊様をねたむほど愛しておられますから、その方が軽んじられることを喜ばないのです。聖霊様がわたしたちの内に住まわってくださっているのは、《時々呼び出され、助けるためではなく、》いつも深く交わり、もっと豊かな恵みをわたしたちが受けるためだからです。

 

それでは、神に飢え渇きを持って近づくためにはどうしたら良いのでしょうか?

 

「手を清めなさい。心の定まらない者たち、心を清めなさい。」(8節後半)

 

手を清めるとは、わたしたちの外面的な行いを意味します。心を清めるとは、わたしたちの内面のことです。わたしたちの行いは、心が反映されるので、心が清められてこそ、わたしたちの行いも清いのです。悪い行いは、どんどん心を蝕(むしば)んでいきます。ですから、自分の心を汚すような行いから離れる必要があるのです。

 

「悲しみ、嘆き、泣きなさい」(9節)

 

今日、どれほど多くのクリスチャンが自分の犯し続けている罪に対して敏感でしょうか。罪を罪と思わずに過ごしているのではないでしょうか。主イエス様は、どんな罪も赦し、汚れを清めてくださいます。そのために、御子イエス様の尊い命がささげられ、尊い血潮が流されました。もし、わたしたちと神様との交わりを壊している自分の罪を嘆き悲しみ、涙を流しながら神に近づくならば、神は近づいてくださり、もっと豊かに恵みをくださいます。

 

「主の前にへりくだりなさい」(10節)

 

早天のテキスト「神の庭」(高橋養二著)に「ナタンの直言によって、ダビデは生涯の危機から救われたのです。陰で人の罪や失敗を無責任に、興味半分に中傷し批判する人は多くいても、面と向かってそれを直言して悔い改めを勧める人は稀です。しかし、その様な人こそ『神の人』であり、生涯の真の友です。あなたはその様な人ですか。あなたはその様な友を持っていますか。あなたは、その様な友を大切にしていますか。」とありましたが、へりくだりの現れの一つに、愛する兄弟姉妹の話を聞いて自分の誤りを改める姿があります。

 

愛する皆さん、心と行いを清めること、罪を悲しみ、嘆き、涙すること、そして、主の前にへりくだり、愛する兄弟姉妹を通して語られる主の言葉に聞き従うならば、主は、わたしたちにもっと近づいてくださり恵みを与えてくださいます。レントの日々も早半ばを過ぎました。わたしたちは、この時期、悔い改めの心を持って、大胆に主に近づいて行こうではありませんか。

ウェスレアン・ホーリネス教団 浅草橋教会(牧師・山崎 忍)

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